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「自由と正義」

弁護士の業界雑誌である 「自由と正義」 によれば、 アメリカの弁護士の収入は、20年前には、一般米国人の平均所得に対して、平均して30パーセント多かったそうだ。 ところが、現在のアメリカの弁護士の収入は、一般米国人の平均所得に対して、平均して20パーセント低いのだそうだ。 そう、「一般米国人の平均所得」よりも、低い、というのだ。 もっとも、米国では、現在、弁護士人口は100万人を超えており、人口269人に一人の割合で弁護士がいる、そうだ。 日本では、現在、弁護士人口は3万人程度であり、全国で平均すると、人口4000人に一人とい割合になっている。 かりに、今後、年間3000人ずつ増加したとしても、人口269人に一人の割合になるまでには、100年以上もかかる、ということになる。 米国と同列には、論じられないし、また、米国は、どう考えても、他の先進国と比較して、弁護士人口が突出して多すぎるから、単純には比較はできない。 しかしながら、弁護士人口がふえすぎると、弁護士の所得低下をまねく、ということは、まちがいなさそうだ。 日本全体に、あまり、明るい未来はなさそうだが、ことに弁護士の業界は、どう考えても、未来は暗そうだ。 まことに、戦慄する思いである。

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